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我が家の『性』長記録 第4話『従妹』

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「ふぅ、これでやっと一段落つくわね」

 涼香は夫と息子をそれぞれ仕事と学校へと送り出し、一緒にとった朝食の後片付けが終わろうかというタイミングで、予定のない来客を告げるピンポーンというインターフォンの呼出音が鳴った。
 まだ午前九時まで三十分以上ある早朝と言っても良い時間帯なだけに、涼香は誰が来たのかと怪訝そうにインターフォンのモニターを見て……訪問者が誰であるかを確認した涼香は肩を落としてため息をつく。
 インターフォンの応答スイッチを入れて一言だけ答えると、自動ドアのロックを解除する。

「入ってきなさい」

 それから数分も経たず、ドアを開けて待ちかまえていた涼香の目の前にやや表情を引きつらせた女性……涼香の妹である香里が現れた。
 腰に手をあてていかにも怒っているという態度を見せている涼香に、さすがに気まずいのかいかにもとぼとぼといった足取りで近づいてくる。

「あはは、お姉ちゃん、久しぶり」
「……久しぶりって、二週間前もこうして来たような気がするんだけど?」
「そうだったっけ?」

 涼香は気まずそうにしている香里を見て深いため息をひとつつくと表情を緩めて苦笑する。なんだかんだ言いながらも涼香も妹が可愛いことには変わりない。童顔で幼く見られがちで、その見た目のせいか子供っぽいところもあって、何かと抜けていて天然なところもあるが、結婚してもこうして涼香を慕ってくれるのだから姉としては結局本気で怒ることができない。
 その姉の表情が緩んだことに気づいた香里は、引きつった笑みをやっと崩した。

 香里は涼香の四歳年下の妹で、涼香を追いかけるようなタイミングで結婚した専業主婦だ。ただ、姉の次に妹という順番で結婚すると決まっていたわけではなかった。
 実のところ、予定通りであれば香里の結婚が先だった。香里の相手は義隆といい、現実では希少価値と思われる『幼馴染み』で香里が小学生の頃から家族ぐるみの付き合いを続けていた。
 高校の頃に義隆と香里が交際しはじめ、義隆は高校卒業後に就職、香里は短大へと進学したのだが、香里が短大を卒業する頃には義隆も仕事に慣れ社会人として落ち着いてきたこともあって、そろそろ香里との結婚の話を進めようとしていたときだった。
 そこで『涼香の妊娠』という予想外の事態が起きてしまった。そのことを涼香が両親に報告した瞬間、香里のための結婚の準備が涼香のための結婚の準備になってしまい、結局涼香の結婚が優先されることになったのだ。

 ただ、香里自身も短大を卒業してすぐ結婚というのもちょっと気が早いと思っていたこともあって姉の結婚式を優先されたことには特に思うことはなく、逆に助かったと思った部分もあったのだが……いざ涼香の結婚式を見ていると思っていた以上に感動して、本来両親が感動して涙するはずが、その両親が唖然とするくらい号泣してしまった。
 結局、香里も刺激されてしまったらしく、涼香に遅れること半年で結婚式をあげてしまった。

 ただ、涼香夫婦と違って香里の夫である義隆は小学生時代からの幼馴染みということで、新婚早々から遠慮のない既に何年も連れ添った後の夫婦のような雰囲気で、夫婦仲はかなり良い割にちょっとしたことですぐにケンカをしている。
 そしてケンカのあげくに香里は家出をするのだが、実家にではなく涼香のマンションに家出してくるパターンを繰り返している。

「で、香里……この時間ってことは、また義隆くんとケンカしたんでしょ?」
「そうなのよっ!あの馬鹿、早く帰るって言ったくせに、帰ってきたの最終電車なのよ!それも酔ってるし!」

 そして今回も確認するまでもなく些細な理由の夫婦ケンカのあげくのいつものプチ家出だった。
 とりあえず、夫婦の問題は夫婦で片付けてもらうことにしてため息ひとつこぼすだけで放置し、視線を香里の足下へと向ける。
 そこに見えた姿に香里に向けた表情とは違う柔らかい笑顔を浮かべるとしゃがみ込む。夫婦の年中行事に巻き込まれた可哀想な被害者をなぐさめようと涼香は小さな頭を撫でながら声をかける。

「困ったママで大変だね、美樹ちゃん」
「……」

 恥ずかしそうに香里の足に掴まって隠れるようにしていたのは、香里の娘である美樹だった。母親である香里と違って恥ずかしがり屋で人見知り気味の美樹がわたわたと焦りながらもなんとか挨拶をしようとしている様子に涼香はますます微笑ましいものを感じてしまう。
 あまりジッと見つめるとますます恥ずかしがってしまうと思った涼香は撫でていた手を離すと美樹が落ち着くようにゆったりとした口調で挨拶の言葉をかける。

「おはよう、美樹ちゃん」
「お、おはよ、ごちゃ……」

 それでも焦って噛んでしまい、それがまた美樹をパニックに陥れてしまったのか、ついに泣き出しそうになってしまう。しかし、それがまた可愛く感じられた涼香は慰めるように抱きしめると背中をぽんぽんと軽く叩く。
 それで落ち着いてきたのか、どうやら泣くのは止まったらしい。はにかんだような笑みを向けてくる美樹に涼香は笑みを深くする。

「ふふ、女の子もいいわね。早く大きくなって、秀也のお嫁さんになってくれない?」
「あ、えと、その……」
「うふふ、ほんとかーわい」

 お嫁さんという言葉に少し恥ずかしそうにする来年小学生になるちょっとおませさんな姪の様子にますます微笑ましいものを感じてしまう。
 そしてそれとは別に美樹のちょっとした変化にも気づいた。涼香が秀也の名前を出した瞬間にパニックとは違う意味で落ち着きがなくなってしまい、涼香の後ろや部屋の奥をちらちらと気にし始めたことに。
 これは期待大ね、と考えた涼香は目に見えてそわそわしはじめた姪の素直さにも笑みをこぼす。しかし、期待している美樹にとっては残念な事実を伝えなければならない。

「ごめんね、秀也はもう学校に行っちゃったのよ」
「あ……」

 予想通り、涼香の言葉に美樹が明らかにがっくりと落胆した。そのはっきりとした反応は涼香はもちろん香里にまで伝わってきて、二人の母親はお互いに顔を見合わせて苦笑する。

 二人が気づいたときには美樹は秀也に懐いていた。正直、涼香も香里も何がきっかけでいつ頃から美樹が秀也に懐くようになったのかは記憶に残っていない。
 ただ、その懐き方が涼香や香里の目から見て、もしかしてと思わせるものだったのは確かだ。恋愛感情というにはまだ幼い感情かもしれないが、あきらかに美樹は秀也に好意を寄せていることは確信できた。
 まぁ、やたらと秀也に抱きつきたがるクセはさすがに涼香も香里も微笑ましい光景というよりは苦笑してしまうしかなかったのだが。

 落胆した美樹はちょっと可哀想ではあったが後で慰めることにして、とりあえず人の迷惑を顧みず家事を途中で中断させた原因の香里を部屋へと招き入れる。
 こちらの都合も考えず、手には香里と美樹のお泊まりセットが入っているプチ家出専用のカバンを持っているところを見ると、既に妹には姉への遠慮という意識がまったく無いらしい。
 とはいえ、涼香もどうせいつものように一泊か二泊すれば、香里が折れて謝りに家と帰るか、香里の夫の義隆が迎えに来るという結末になるのはわかりきっていることもあって別に追い返すつもりもない。

「仕方ないわね。今日、泊まっていくんでしょ」
「うん、よろしくね。お姉ちゃん」
「はいはい。美樹ちゃんも、お昼には秀也も戻ってくるからいい子にしててね」
「……」

 涼香の言葉に落胆していた美樹は嬉しそうに表情を輝かせるとコクンとうなずく。その様子に納得した涼香は、香里の首根っこをつかむと涼香の部屋へと引きずっていく。
 可愛い妹のこととはいえ、こう毎回迷惑をかけてくれる香里を家政婦のように扱き使ってやろうと涼香は決めていた。

「あ、あれ、お姉ちゃん、どこ行くの?」
「いいから来なさい。香里はどうも反省が足りないようだからちょっとお説教してあげます」
「え、説教って、ちょ、ちょっと待って」
「いいから来なさい」
「イーヤー、美樹〜、ママを助けてぇ〜」

 唖然とする美樹をその場に残して、涼香の部屋からはしくしくというさめざめとした香里の鳴き声が延々と聞こえることになったのは言うまでもなかった。
 ちなみに美樹は情けない母親を見送った後、とことこと秀也の部屋へと入っていき、秀也の匂いの残るベッドへと潜り込むとすぐに安心したように寝息を立て始めた。
 そして、昼過ぎ……美樹が楽しみにしていた秀也が学校から帰宅してドアを開けた瞬間の第一声がこれだった。

「ねぇ、なんで香里お姉ちゃん、メイド服着てるの?」

 さめざめと泣きながら『おかえりなさい、秀也様』と玄関に迎えに出てきたのは、某二十四時間ショップのコスプレコーナーで売っているようなミニスカメイド服姿で玄関で三つ指をついて迎えさせられていた香里だった。
 秀也は、その横でにやにやとした嗜虐的な笑みを浮かべる涼香を見て事情は十分に理解してはいたが……部屋を見れば廊下は綺麗に拭き掃除されているし、様々な場所がいつもより綺麗に掃除されていた。

 それで香里へのお説教と罰ゲームは終わったのか、普段着に着替えることを許可された香里は美樹を交えて四人で食事と終えて、いつもの仲の良い姉妹に戻ると昼間だというのにワインを空けて飲み始めた。
 お互い数年を経過した主婦生活のことを愚痴や惚気を交えながら話しあう。アルコールの手伝いもあって、会話はとどまることを知らず、さすがに長年一緒に暮らしてきた姉妹だと言えた。

 それでも、涼香よりはアルコールに耐性のない香里はソファにもたれると、船を漕ぎ始め……いつの間にか穏やかな寝息を立て始めていた。
 すでに二十代後半を迎えている妹ではあったが、寝顔は涼香の記憶にある幼い寝顔の面影を残している。その顔立ちは綺麗というよりは可愛いもので、その娘の美樹も香里の娘として良いところを受け継いだ上に、涼香と香里の母親の良いところも受け継いだらしく、ここ最近の成長具合を見れば将来はどれだけ美人に育つのかと楽しみに感じていた。

(ま、秀也のこと大好きみたいだし、秀也に相応しい子に育ってもらわないとね)

 秀也の名前を出すたびに赤く表情を染める美樹に微笑ましい気持ちにはなるのだが、ここ最近、涼香はほんの少しだけその反応に違和感を感じるようになっていた。
 来年小学生になるはずの姪が、自分の息子の名前の名前を聞くたびに照れているということなのだろうが、そこに何か照れというには生々しいモノが混じっているような気がしていたからだ。

 そのことを考えていた涼香は、テレビの前のソファに寝ている秀也に並んで、秀也の服をしっかりつかんで寝ている美樹の二人に視線を向ける。その様子をしばらく眺めているとふとあることを思い出す。
 香里が泊まりに来たとき、美樹は秀也と一緒にお風呂に入りたがるのは何故なんだろうか……と。

(もしかして……)

 涼香は三人を起こさないように夫の部屋の部屋に向かうと夫のパソコンの電源を入れ、あることについて調べ始めた。

 それから……夕方に涼香の夫が残業で遅くなるという連絡が入ってきたこともあって、涼香と香里は再び姉妹水入らずで食後にワインを飲んでいた。結局、香里は数杯飲んだだけで顔を真っ赤に染めて、旦那への愚痴と惚気を傷の入ったCDのように繰り返したあげく、昼間のように寝てしまった。
 そして涼香と香里が飲んでいる間、美樹が涼香と香里に声をかけてきたのは香里が寝入る二十分ほど前のことだった。その内容は涼香の予想通りだった……。

「しゅーくんと一緒にお風呂入ってきてもいい?」

 そのことをいつものように特に反対することもなく涼香は秀也に、美樹ちゃんと一緒にお風呂に入ってあげてと声をかける。普通に返事を返す秀也に対して、美樹は嬉々として秀也の手をつかんで浴室へと向かっていった。
 静香は音を立てないよう忍び足で浴室へと近づくと、曇りガラスの向こうからかすかに聞こえる声に耳を傾ける。すると、今まで聞いたことのない調子の美樹の声が聞こえてきた。

「ひっ、やぁ、だめぇ、しゅー、くんっ!」

 美樹の声と共に肌色の影が曇りガラスの向こうでうごめいているのがかすかに見える。髪の毛の黒が影となって二人の位置関係が微かにわかった。どうやら、浴槽の端に座った秀也のヒザに座らされて美樹が後ろから抱きしめられるように身体をまさぐられてるようだ。

(やっぱりね)

 美樹が秀也に懐いている大きな要因が涼香の予想通りだったことに思わず苦笑してしまう。昼間感じた美樹の違和感から幼い娘の性的な快楽への目覚めについてネットで調べてみたのだが、男の子と違って女の子はそれが性的な快感だと意識する前から、身体に与えられる刺激を気持ち良いことだと感じてしまう場合があるらしい。
 マッサージ用のバイブレーターを股の間に偶然当ててしまった二歳の娘が気持ちいいからといくら注意してもバイブレーターを股の間に当てるのを止めないという相談をする母親の質問を見つけたし、そういう幼児の反応についても異常ではないという答えもあった。
 そういう例に比べれば、五歳になる美樹が性的な知識がなくとも身体が気持ち良いことを求めてもおかしいことではない。それに、秀也はまだ自我のない乳児の頃から無意識に母親である涼香を授乳行為で何度もイかせてしまうだけでなく、母乳の出ない美弥子や佳奈まで堕としてしまっているのだ……ただ、美弥子と佳奈については、秀也のせいだけでなく涼香がちょっとした悪戯心と好奇心を起こしたせいで離れられなくなっている面もあるのだが……。

 男の子と女の子、小学校に入る前の頃はまだ一緒に着替えたり風呂に入ったりすることに躊躇のない年齢で、それぞれ身体の違いに対してもまだ性的な知識としてもっていないこともあって、純粋に違うものがついていることに美樹が興味を惹かれてもおかしくない。
 そうした興味と疑問、好奇心がきっかけになって……秀也によって美樹が目覚めさせられてしまったのかもしれないと涼香は予想した。

「ひんっ、し、しゅーくんっ、く、くすぐったいよぉ」
「でも、美樹ちゃん、気持ちよさそうだよ」
「んっ、だって、気持ちいいんだもん」

 涼香は自然と笑みをこぼす。どうやら美樹はまだ未成熟な身体でありながらも秀也に与えられる快楽をどん欲に求めようとしている、秀也と美樹の年齢を考えれば、かなり進んでいる関係というか、普通は厳しく叱られても仕方のないことだと言ってもいいかもしれない。
 7歳と5歳……まだ精通も初潮も来ていない幼い二人が、性的な快感を求めているという事実に涼香の笑みが欲情に染まり、舌なめずりするように唇を舐める。涼香は音も立てずに着ているものを脱いでいく。
 以前、秀也に見せると『ママ、すごくエッチな格好だね』と喜んでくれる紫の上下お揃い……ほとんど透けているレースのブラとTバックのパンティをそっと脱ぎ捨てると、浴室の中からは美樹が限界間近なのか舌足らずな甲高い悲鳴に近い嬌声をあげていた。

(ふふ、美樹ちゃん、秀也にあんな声を上げさせられて……可愛い)

 涼香が近づいている間も、美樹は年齢に似合わない嬌声を上げ続けていた。くすぐったさと気持ちよさ、それらが混ざり合った秀也の愛撫は途切れることなく幼い身体を責め続ける。

「や、やぁっ、へ、変になっちゃうのっ、しゅーくん、怖い、怖いよぉ!」
「心配しないで、もっと気持ちよくしてあげるから」
「あ、ああっ、だめっ、だめなのっ、も、漏れちゃうよぉっ!」

 だんだんとせっぱ詰まった声になっていく美樹と妙に冷静な秀也の会話に涼香の内股を液体が濡らしていく。声だけ聞いていると秀也が年齢以上の大人に感じられてしまう。
 浴室の中に涼香は妄想していた……すでに大人になった秀也が美樹ではなく自分を責めている様子を。

「ひっ、だ、だめ、も、漏れちゃう、おしっこでちゃうよぉっ!」
「いいよ、美樹ちゃん。いっぱい漏らしちゃって」
「だ、だめぇ、恥ずかしいの、お漏らししたくないよぉっ!」

 美樹の声が懇願と羞恥で必死にせっぱ詰まった口調になっていく。裏返った声が、幼い身体に耐えきれないであろう絶頂におそわれようとしているのが涼香にも理解できた。

「あ、あっ、んんっ、だ、だめ、で、出ちゃうっ、ひぃぃぃぃっ!」

 それはまるで断末魔の悲鳴のような美樹の叫び、浴室のドアの下部にある隙間から浴室内の音が聞こえてきて、はぁはぁという美樹の吐息とちょろちょろという美樹が漏らしたおしっこが流れている音が止まらない。

(美樹ちゃん、漏らしちゃったのね。佳奈と同じで敏感な子なのかしら……秀也、こういうMな子好きなのよね)

 ふと思い出してみれば、普段は聞き分けの良い秀也なのに、美弥子や佳奈が気持ちよすぎて止めて欲しいと懇願しているときだけは一度も止めてくれたことがない。何度絶頂してもおっぱいを吸うのや愛撫することを止めず、それどころか懇願すればするほどますます続けようとする。
 その光景を思い出したとき、秀也が母親である涼香を差し置いて美弥子や佳奈の相手をしているときのほうが熱心なような気がして少し納得がいかない気分になってしまう。それに、ここ数日夫が早く帰ってきたせいで、秀也に三日もおっぱいを触ってもらえていない。今日こそはと思っていたら、香里が家出してきたせいでまた延期……実のところ香里へのミニスカメイド服で家事をさせたのはちょっとした八つ当たりだったのだが……まさか香里の家出がこんなシチュエーションを体験できるとは思ってもいなかった。
 涼香は静香になった浴室のドアを開けると、浴室へと躊躇無く入っていく。予想通り、目の前ではくったりとして秀也に背中から抱きしめられている美樹の姿があった。

「あ、ママ」
「もう、しゅーくんったら、気持ちいいことするのにママを仲間はずれにするなんて」
「美樹ちゃんが恥ずかしがるから、ごめんね」

 浴槽に座る秀也に媚びるように浴室の床に四つんばいになった涼香は、まるで飼い猫が主人に甘えるように秀也のヒザあたりに頬をすり寄せるような仕草を見せる。

「じゃ、ママも一緒に気持ちよいことする?」
「しゅーくん、気持ちよくしてくれるの?」
「うん、いいよ!」

 子供らしい反応をする秀也に、涼香はまるで愛人にすがりつくように胸を押しつけて手で秀也の全身を愛撫する。

「ママ、くすぐったいよ」
「あん、でも、ママ、しゅーくんに三日もおっぱい触ってもらってなかったんだよ?」

 拗ねて甘えるかのような口調、それが息子から母親にではなく、母親から息子へと向けられた言葉であることに異常さがあるというのに、涼香はそのことに疑問など感じていない。
 涼香にとって、秀也が自分が産んだ息子であろうが、二十歳以上の年齢差があろうが、秀也に従うことが幸せで仕方ないのだから。

「それじゃ、美樹ちゃんも起こしてあげて、見てもらおうよ」

 虚ろな目でよだれと涙をこぼし、ぴくぴくと全身を痙攣させている五歳の女の子……秀也によって与えられる快感をどん欲に求めていた美樹は、とても五歳児とは思えないほど女であることを涼香に感じさせた。
 そこにわずかな嫉妬心がわき上がるが、五歳児に性的なことで張り合うのも大人げないと思い嫉妬心を抑えつける。秀也はぐったりとしている美樹の身体を抱き上げて起こす。

「美樹ちゃん、起きて」
「ん……」

 涼香が浴室に置いてあるイスに座らせると、虚ろだった美樹の目に焦点が戻ってくる。

「あれ、涼香おねーちゃん」
「そうよ、美樹ちゃん」
「え?あっ、あのっ、そのっ!」

 全裸の涼香のすぐ横に同じく全裸の秀也の姿を見て、幼いなりに自分の状態を涼香に見られてしまったことに気づいたのか顔を羞恥で真っ赤に染めてあわてふためいていた。涼香はこれ以上美樹がパニックに陥らないようにと余計な話はせずに、ストレートな内容で声をかける。。

「しゅーくんに気持ちよくしてもらったの?」
「あ、そ、その……」
「美樹ちゃんって本当におませさんね」
「ご、ごめん、なさい……」

 美樹はいますぐにでも逃げ出したいほど恥ずかしいのだろうが、腰どころか全身の力が抜けていてどうすることもできない。
 もう限界とばかりに泣き出しそうになったとき、美樹にとって予想外のことが起きた。

「ふふ、でもしゅーくんだから仕方ないわね……んっ」
「え?」

 腰の立たない美樹の目の前で、涼香は四つんばいのまま、猫が甘えてすり寄るように立っている秀也に近づき顔を寄せると唇を重ねた。
 驚いた美樹だったが、もごもごと動く涼香と秀也の重ねられた口から視線を外すことができずにいた。それは美樹が秀也にしてもらう内緒の行為の中で一番気持ちよくてお気に入りの行為だったからだ。

「んっ、はむ……ちゅ」
「……」

 秀也と涼香の行為は美樹の存在をまるで無視するかのように続く。しかし、美樹は無視された疎外感や、幼いながらの嫉妬心をまったく感じてはいなかった。それどころか涼香と秀也の行為を息を呑んで見つめ続けていた。

「あんっ、も、もっとして、しゅーくん」
「気持ちよくてママが大好きなこと?」
「そう、ママが気持ちよくて大好きなこと、シてくれる?」
「うん、いいよ。それじゃ、ママこっちに座って」

 秀也はいそいそと期待に満ちた表情で浴槽の端に座ろうとしている涼香を見てから、ちらりと美樹に視線を向ける。その目は本当に楽しそうで、美樹はその目を見ると身体が震えて嬉しくなってしまう。
 ずっと前からそうだった。いつ頃からか覚えてはいなかったが秀也を男の子という女の子と違う身体を持つ存在だと認識できるようになったときには、すでに美樹は秀也の存在がもっとも興味を惹く存在となっていた。

 そして、美樹にとって大きな変化が起きたのは、秀也が小学生になってから最初の夏休みのある日のことだった。ある日、学校が休みの日曜日、涼香と香里が二人を留守番にして買い物に出かけた時のこと。普段の買い物であれば、涼香も香里も子供二人だけを留守番にして出かけることはないのだろうが、この日はランジェリー専門ショップで扇情的な下着を買いに行くことを目的としていたために子連れで行くこともできず、小学校に入学してますます落ち着いてきた秀也に美樹の面倒を頼み、留守番をまかせたというのが理由だった。

 そして、そんなチャンスを逃す秀也ではなかった。それまでの行動で原因やきっかけはわからないが美樹がことあるごとに身体に触れたがり、ふざけて抱きつくだけのフリをして股間を秀也の身体に擦りつける行為を繰り返していたことには気づいていた。
 幼い子供の性癖については経験や知識はないが、ちょうど良い機会だと水遊びを口実に浴室へと誘い込んだ。
 もし美樹が性的な快感に幼いなりに反応しているのであれば『浴室での水遊び』という口実での調教を始めることができるかもしれない、そして秀也のその思惑は見事に当たってしまう。
 浴室での水遊びである以上、水着を着る必要もないし用意もしていない。二人は裸のまま浴室に入ったのだが、その中で行われた行為は『遊び』ではなかった。

「あっ、はっ、しゅ、しゅーくん、もぞもぞしゅるのっ!」
「く、くすぐったいっ、そ、そんなとこ、おしっこ出るとこ、なめちゃだめっ!」
「い、いやぁ、おしり、指いれちゃ、ひぃっ」

 舌足らずな幼い嬌声が浴室から途切れることなくあげ続けられ……涼香と香里が納得のいく買い物を済ませて帰ってきたときには、ますます秀也にべったりと張り付く美樹を見せられることになっていた。
 それから、涼香の家に来る度に美樹は秀也に与えられる快感を求めた。下手な知識や理性がまだ備わっていない幼い子だけあって、快感を求めることになんの躊躇もなかった。すでに美樹の身体の部分で、秀也に見られていない場所、触られていない場所は一カ所も残っていない。
 そして、美樹が秀也にされて気持ちよくなることを、今は涼香にしようとしていることを美樹は理解した。そのことに疑問や嫉妬はない。ただ浴槽の端に座って躊躇なく拡げられた肉感的な両足の脚線美、大きくふくらんだ胸の張りと柔らかさに美樹の目は奪われていた。
 その胸が、足が、秀也によって触れられ、揉まれ、形を変えていく。

「んっ、そ、そこ、いいっ」

 拡げられた両足の間に立つ秀也と浴槽に座った涼香の顔の位置がほぼ等しい。秀也はなんの躊躇もなく涼香の後頭部に手を廻すと強引に顔を引き寄せて唇を重ねた。秀也によって涼香の唇が奪われたことに涼香は何の抵抗もしない、それどころか涼香は積極的に秀也に合わせて口を開き舌を絡ませている。
 秀也が生まれてから約七年、結婚生活も秀也の年齢と同じくらいの年月を経過して夫との性生活も落ち着いてきたのだが、実際のところ涼香の性欲はまったく落ち着いていなかった。もちろん涼香は夫は愛しているし、夫以外の男と浮気などしようとも思いもしない。
 だが、秀也だけは別だった……実の息子だというのに、禁忌の行為だというのに、涼香は秀也を男としてという以上に牡としての圧倒的な存在感を感じるようになってしまっていた。

 すでに涼香の心には秀也に支配される未来しか見えていない。しかし、秀也が涼香の夫を父親として慕っている以上、涼香は夫との関係を壊したりすることを望んではいない。夫は夫として家族の長として愛し、女としては秀也に支配される。それが常識として間違っているという意識はまるでなく、秀也が子供から大人の身体となったときに確実に訪れであろう未来に幸福感を感じていた。

「ん、んんっ、ちゅ……っ!」

 濃厚なキスをしながら、涼香は秀也の身体をまさぐる。大体の男の子は小学四年生の頃には精通を迎えるということは本やネットで調べている。あと数年経てば、秀也も精通を迎え子供から大人に……女を、牝を孕ませることのできる獣へと成長する。
 秀也の成長をもっとも近くで見続けている涼香にとって、秀也が日々成長していくことを母親として以上に牝奴隷として期待を膨らませている。

 涼香の身長を超え逞しい身体に成長した秀也に組み敷かれて、今日のように危険日を迎えた子宮を秀也の濃く若い精子によって満たされ、禁忌の子を孕む……そんなことを想像して、涼香の身体の疼きは激しさを増してくる。

「しゅーくん、ね……おっぱい、触って」
「うん」

 秀也はヒザ立ちになると、顔を涼香の胸の高さに合わせて乳首へと吸い付く。その瞬間、涼香は嬌声をあげ身体を震わせた。

「あっ!ひっ、あんっ!」

 赤ちゃんがミルクを飲むような感じではなく、あきらかに乳首を刺激するかのような短いちゅっちゅっという吸い付く音にあわせるかのように涼香が甲高い喘ぎ声を上げる。
 秀也の左手は涼香のふとももを撫でるように触り、右手は右乳を下から持ち上げるように支え、指先はすでに勃起している乳首を摘んで転がすように弄んでいた。

 その動きが性的な意味を持つ行動であることは涼香も理解しているが、秀也がそうした行為をすることを疑問に思ったりはしていない。もちろん、秀也が前世の記憶を持っていて精神的には大人だということを理解しているわけでもない。
 秀也の乳の吸い方がたまたま性的に感じるような吸い方であっただけで、今こうして性的な行為をしているのは秀也が赤ちゃんの頃から涼香や美弥子や佳奈が性的快感を得るために秀也におっぱいを吸わせたり、揉ませたりし続けたせいで素直に覚えてしまったのだという彼女たちなりの理由で納得している。

 それが強引で無理のあるこじつけだったとしても、既に夫や恋人の愛撫をあきらかに超えているテクニックで責めてくる秀也の行為を止めさせるつもりはまったく無かった。どちらにしても、今の段階でも秀也が望めば牝奴隷の宣誓をしてしまうだろうほど堕ちてしまっている涼香たちにとって、堕ちるに至った理由などはどうでも良いことにしかなっていない。
 理由はなんであれ、今の彼女たちは秀也から離れられなくなっているのだから。

「あっ、だ、だめ、イッちゃうっ!」
「……」

 美樹の興味津々の視線を感じながら、涼香は必死に意識を保つ。失神してしまった美樹に負けないという意地なのかもしれなかった。美樹は涼香が絶頂を迎えた様子に顔を赤くさせ、幼いながらも興奮しながら見つめていた。
 秀也と涼香のしていることに対して疑問や批判の感情はない。美樹はまだ小学生もなっていないのだから、近親相姦という禁忌の意味もわからないし、性的なものに嫌悪感を感じるような潔癖な感情も持っていない。度重なる秀也の愛撫によって気持ち良いことをされることに対しての拒否感もない。

 涼香お姉ちゃん、美樹と同じにしゅーくんに気持ちいいことをしてもらっていいな、程度にしか思っていない。
 興味津々に見ていると、秀也の顔がいつの間にか美樹を向いていて、こっちにおいでと手招きされた。美樹は素直に従うと、秀也はイッたばかりでぼんやりしている涼香の胸に美樹の手を触れさせる。

「ママのおっぱい、大きくて柔らかいでしょ?」
「うん、美樹のママよりおっきいかも」
「へぇ……ね、美樹ちゃん、僕のママのおっぱい、僕と一緒に気持ちよくしてあげない?」
「気持ちよく?」
「うん、ほら……ここを、こうやって……」
「ひっ!」

 秀也が興味津々の目で見ている涼香の乳首を指先でひねる。その瞬間、涼香の身体がビクッと跳ねる。
 一瞬驚いた美樹だったが、横で秀也が楽しそうに笑っているのを見てすぐに落ち着くと、秀也の真似をして涼香の乳首を小さな手で軽く引っ張った。

「んっ!」

 涼香の身体が跳ね上がったのを見て、美樹の表情に面白いおもちゃを見つけたかのような楽しそうな笑みが浮かぶ。
 それから、涼香にとって拷問に近い時間が続いた……。

 秀也が右の乳首を吸えば、美樹も同じように左の乳首を吸う。
 秀也が右の乳を揉めば、美樹も同じように左の乳首を揉む。
 秀也が右の乳首を甘く噛めば、美樹も同じように左の乳首を甘く噛む。

 秀也が一緒に責めている以上、涼香に秀也と美樹の行為を止める権利はない。休むことなく責め続けられた涼香は秀也と美樹の目の前でついに失禁してしまう、

「んきゃっ」

 下唇を噛んで失神しないようにしていた涼香だったが、そのせいで痙攣していた涼香を興味深そうに覗き込んでいた美樹の顔に放尿してしまったのだが……美樹は避けずに涼香の放尿を受けても少し驚いただけで平然としていた。
 涼香の放尿が終わると、美樹は尊敬のまなざしで秀也へと顔を向ける。

「しゅーくんの言ったとおりだね。気持ちいいとおしっこいっぱい出ちゃうんだ」
「ね、言ったとおりだったでしょ?」
「うんっ、しゅーくんすごいね!大人の涼香お姉ちゃんにもおしっこさせちゃうんだもん!」

 尊敬のまなざしで秀也を見る美樹の表情に欲情の色は全くない。いずれは、涼香たちのように欲情に染まった目で秀也を見るのだろうが、小学生になる前の子供に秀也はそこまで求めてはいない。
 美樹の身体が成熟するまでは、秀也以上の年月が必要なのは事実で今焦る必要はまるでないのだから。

「でも、美樹ちゃん、このこと誰にも内緒だよ」
「うん、内緒にする!」

 明るく嬉しそうに答える美樹。秀也は毎回、美樹に誰にもこんなことをしていることを内緒にするように言い含めて約束させている。もし約束を破ったら、美樹ちゃんには絶対気持ちいいことしてあげないと言ったせいか、秀也の言うとおり美樹は誰にも話したりしていない。

「内緒にしてくれたら、美樹ちゃんを僕の『牝奴隷』にしてあげるからね」
「うんっ!」

 美樹が内緒にする理由はなんであれ嬉しそうに返事をする美樹は秀也の『牝奴隷』になるために秀也の言葉には従順に従うだろう。秀也はその様子に笑みを深めると美樹を抱き寄せる。

「じゃ、美樹ちゃん。今度は美樹ちゃんにも気持ちいいことしてあげる」
「あっ、しゅーくん、んっ!」

 それから……浴室からは幼い嬌声と艶っぽい嬌声が交互に浴室内から漏れ続けた。
 そして、今。虚ろな目で全身を赤く染めて身体をフルフルと震わせている美樹を後ろから両膝に手を廻して抱え上げた秀也は美樹の耳たぶを甘噛みする。その瞬間……。

「ひゃっ!」

 抱きかかえられている美樹の全身に一瞬力が入って硬直したかと思うと、唐突に力が抜け美樹の表情が惚けたように緩んでいく。そして、ぷしゅっという勢いで失禁すると、先に失神してしまい浴槽にもたれかかっている涼香の横に並ばせる。
 秀也はじっくりと失神している涼香と美樹の身体を観察しながら身体を洗っていく、もちろん素手で丁寧に。

「涼香はあと少し、美樹は涼香たちの後か……楽しみだけど待ち遠しいな」

 そのとき、失神している美樹が小さく『……おかーさん』とつぶやいたのが秀也の耳に届いた。

「ああ、香里はどうするか……まぁ、どちらにしても涼香たちとは別の機会だな」

 涼香と美弥子と佳奈と、すでに年上の牝奴隷たちは複数用意済みなだけあって、彼女たちの中に涼香の妹であり美樹の母親である香里を加えるつもりはなかった。
 ただ、せっかく美樹を堕としてしまったのだから香里も涼香たちとは違う楽しみ方で堕としてみようかという気にはなっていた。涼香のちょっとした悪戯気分で着せたミニスカメイド服姿の香里が妙にイヤらしい印象を抱いたせいかもしれない。
 美樹と香里の美人母娘を将来どう楽しむかを考えながら、涼香と美樹の全身についたボディシャンプーの泡をシャワーで静かに洗い流す。
 そうして二人の身体をきれいに洗い流していると、まず涼香が先に意識を取り戻した。

「あれ?しゅーくん……もしかしてまた洗ってくれたの?」
「うん、ママ寝ちゃってたから」
「きれいにしてくれてありがとう、しゅーくん」

 涼香はいつものことと、失神している涼香を洗ってくれた秀也にまるでおつかいができた子供に対するように褒めると、すぐ横で同じように失神している美樹に気づく。

「あら、美樹ちゃんも?」
「美樹ちゃんもママや美弥ねーちゃんや佳奈ちゃんと同じくらいいっぱい気持ちよくしてあげたんだ」
「ふふ、しゅーくんってすごいのね」

 涼香は自慢げにしている秀也の頭を撫でてから浴槽へと入るように促す。秀也が大人しく浴槽に入るのを見ると浴槽にもたれかかるようにして失神している美樹へと視線を向ける。まだ幼い身体でありながら秀也の愛撫を受け続けていただろう美樹、そんな美樹の将来がどういうものになるのかを想像して……簡単に想像できた。

 秀也はまだ小学二年生でしかない。だから涼香たちに何も言ったりしないが、本能に刻まれた何かが秀也の望む姿を涼香たちに伝えてくる。容姿だけの色情に溺れているような魅力を感じさせない女に飼う価値はない……と。
 だから、涼香も美弥子も佳奈も……容姿だけでなく、内面さえも魅力ある女になろうと努力を怠ることはない。

 美弥子は勤務している幼稚園でリーダー格の存在として頼られているし、園児の父母たちの評判もすこぶる良い。佳奈は近所にある病院に看護師として勤務しているのだが、医師や患者の評判もよく有名な大学病院や総合病院からかなり良い条件での誘いもあるらしい。
 二人は未婚なこともあって交際を申し込まれることは多々あるようだが、あることを期待してか結婚を前提とした交際をしていない。きっと、秀也の許可が出るときまで結婚……美弥子や佳奈にとってはあくまで生活基盤の意地のためだけの意味しかないだろう契約行為でしかないだろうが……はしないはずだ。

 幼いとはいえ秀也に堕とされた美樹も、これから成長していく段階で普通の女が求める幸せなどに何の価値も見出さない女へと成長するだろう。そして、見た目だけで色欲に堕ちただけの牝を大人へと成長した秀也は飼うべき牝奴隷として認めないことも涼香たちと同じように理解する。
 今は無邪気に秀也が与えてくれる快感に溺れている美樹だが、成長していけば秀也にふさわしい牝奴隷になるための努力を始めるだろう。今でも十分に将来性の高い容姿の素質がある美樹がどれだけ美しい牝奴隷に育っていくのか、そんな将来を予想していると、美樹の身体がもぞもぞと動き、ゆっくりとまぶたが開く。

「ん……ふぇ?」
「美樹ちゃん、起きた?」
「ふぁ?あ、涼香おねーしゃん?」

 幼い身体を何度もイかされてしまったせいで身体から力が抜けおちてしまい口調もかなり怪しい。その上、浴室でぐったりしていたせいか、少しのぼせてしまったのだろう。
 涼香はぐったりとしている美樹を抱き上げると、まだぼんやりとしながらもきょとんとした顔が可愛く感じてしまい思わず頬にキスをしてしまう。

「ふふ、美樹ちゃんもしゅーくんのこと大好きなのね?」
「え……あ、あの、その……」
「じゃ、しゅーくんのお嫁さんになりたい?」

 返事をせず、うつむく美樹の答えを待つように涼香は黙って美樹を見つめる。美樹の心の中ではある気持ちがわき上がっていた。それは『しゅーくんのお嫁さんになりたいか?』と聞かれるたびに思うこと……。
 美樹を抱き上げている美樹の母の姉は、どうやら秀也にとって特別な関係だということは先ほど同じように秀也に気持ちよくされているのを見て理解していた。

(『お嫁さん』もいいけど、涼香お姉ちゃんたちみたいに『牝奴隷』になりたいな)

 自我を持つ頃には既に秀也の虜にされていた美樹にとって、他人の決めた法律によって保証される『お嫁さん』という不安定な立場よりは、身も心もすべて捧げることで死の瞬間まで、いや死してなおすべてをご主人様に捧げ続ける『牝奴隷』という立場のほうが魅力的に感じていた。
 もちろん、小学生にもなっていない子供が『牝奴隷』という存在がどういうものなのか、一般常識とかけ離れたものであるのかを理解しているわけではない、秀也から聞かされたことを素直に受け入れ、幼いながら女の、いや牝として既に堕とされた女の本能としてそう感じていた。

 もちろん、これから美樹が成長していけば一般常識からかけ離れた考えであることを知ることになるだろう。しかし、その頃には既に手遅れ……知らされた常識こそが間違いで、美樹の常識は秀也に刻み込まれたものから一切揺らがない。

 だからこそ、美樹は始めてその言葉を人前で口にした。

「『およめさん』より『めすどれい』がいい」

 まだ舌足らずな口調のせいで、『牝奴隷』というより『めすどれい』とひらがなで表現したほうが似合っているかのような口調ではあったが……。

「ふふ、そうね。牝奴隷になれるってことはすごく楽しいことなのよ」
「うんっ、じゃ美樹『めすどれい』になるっ!」

 このとき、秀也にとっては最高の牝奴隷、涼香にとっては牝奴隷筆頭の後継者を手に入れたことに気づいていなかった。

 秀也と涼香がこのことに気づくのは美樹が中学に進学してからのことになる。
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