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我が家の『性』長記録 第6話『受胎』

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 カチャという軽い音と共にドアが開く。
 ゆっくりと開かれたドアの向こうは薄暗い照明に照らされた部屋……その中央には、大きめのダブルベッド、聡志と涼香が夫婦として欠かせない営みを過ごすための寝室があった。
 しかし、その部屋の主役の一人である涼香の夫である聡志を秀也の誕生日の片付けをしないままのリビングに残し、涼香、美弥子、佳奈はこの部屋の新たな主役となる秀也を囲むようにして入ってくる。

 美弥子と佳奈はその手に持ったデジタルビデオカメラの液晶モニタに映された二人の様子に、まるで自分のことのような歓喜と、嫉妬とまではいかないがほんのわずかな羨ましさの混じった視線を注いでいた。
 室内に入った三人の女と一人の男の子……その部屋の奥には大きめのダブルベッド。この家の主人であるはずの聡志とその妻である涼香が愛情を確かめる行為としての夫婦の営みを何度も繰り返したある意味神聖な場所だった。
 しかし、それも昨日までのことでしかない。確かにこれからもこの部屋の意味は表面上変化はないだろう……しかし、その真実の姿は大きく変化することになる。

「ね、しゅーくん……キスして」
「うん、いいよ」

 母と息子ではあるがほぼ同じくらいの身長のためキスの体勢にあまり違和感はない。ただ二人を取り巻く空気は大きく違っていた。
 普段とあまり表情も態度も変わっていない秀也に対して、抑えきれない欲情のせいか先ほど牝奴隷としての誓いを立てたときとは違い緩みきった表情と甘えているような口調でしなだれかかるように身体を寄せると顔を秀也に向け唇を軽く開いてそっと目を閉じる。
 一方、秀也は涼香の態度を当然のように受け、腰に手を廻してさらに身体を抱き寄せると有無を言わせず唇を重ねる。もちろん唇を重ねるだけのキスで終わるわけもなく、抱き寄せられると同時に我が子の首に腕を廻した涼香は秀也が満足するように秀也の舌へと自分の舌を伸ばして絡ませる。

 くちゅ……ぴちゃ……


 唇を重ね、舌を絡める音が寝室内に響く。その様子をカメラ越しに見ている美弥子と佳奈はまるで涼香の欲情が伝染してしまったかのように身体を小さく震わせていた。

「ん……しゅーくん、キス上手」

 ゆっくりと唇を離すと二人の間に粘度の増した唾液の糸が伸びていき千切れる。うっとりとした表情を浮かべる涼香は待ちきれないとでも言うように秀也の腕をつかむとベッドへと誘う。
 涼香は美弥子と佳奈がすかさずベッドの両脇に進みカメラを構えるのを確認すると、ベッドに座ったままの姿勢で下手に立っている秀也へと視線を向ける。
 夫にも見せたことのない態度、女としてと言うよりも牝としか言いようのない欲情に表情を染めた涼香は、秀也の視線がこの日のために維持し磨き続けた自身の身体に注がれていることに言いようのない幸福感に包まれる。

「ね、しゅーくん……見て」

 美弥子と佳奈のカメラが自分に向いていることを一瞬確認した涼香はたった一枚身につけていたエプロンを脱ぎ捨てると、体育座りの姿勢のまま両足を開いていく。秀也の視線が涼香の開かれた両足の奥へと注がれると、その視線の熱さに身体を震わせる。
 ただ視線を向けられただけ、ただそれだけのことだというのに軽く痺れるような刺激が全身を走り、下腹部をぞくぞくと震わせた。

(この感じ……たまらない)

 動物の牝としての本能的な喜び……自分を支配する牡が、自身を孕ませようという強い意志を感じ喜びに全身が震える。
 涼香は既に欲情から愛液で濡れ始めた膣口を右手の人指し指と中指で開いてみせる。

「ここ、しゅーくんの生まれたところ……見て」

 もちろん秀也の視線だけでなく、美弥子と佳奈のカメラも同様に涼香の両足の間をズームアップしていく。年齢よりも若くピンク色を保ったその場所は一児を持つ女としても十分に性的な魅力を放っていた。
 ギシッという音を立てて無言のまま秀也はベッドへと上がり、四つんばいのまま涼香の開かれた両足の間へと顔を近づけていく。

「あ、んっ……ふ」

 秀也の吐息が愛液で濡れた陰毛を撫でたことで、ひんやりとした感触を伝えてくる。そして、繰り返される呼吸によって吹きかけられる吐息の感触は敏感な肌を愛撫されているかのように錯覚させる。
 アザやシミひとつない手入れされたきめ細やかな白い肌、余分なたるみのない均整のとれたスタイル、呼吸に会わせて上下する張りと柔らかさがバランス良く整えられた胸、その先端の乳首はピンク色でツンと上を向いている。
 本当に十歳を迎えた子供を産んだ経験のある一児の母かと思うほどの美しさは秀也の視線を向けられただけで刻々と妖艶さと美しさを増していく。
 秀也が顔を上げて自分の顔を見ていることに気づいた涼香は両腕を上げ、手を後頭部に当てたモデルのようなポーズで胸を張ると大きさを強調するような姿勢で見せつける。
 大きく柔らかく美しい稜線を保ったままの自慢の胸は秀也の視線を捕らえて離さない。

「ねぇ、しゅーくん見てる?」
「うん、すごく綺麗だよ。涼香の身体……」

 迷い無く返された秀也の返事に涼香はまるで初恋の人との初めてのデートで一晩かけて選びに選び抜いた服を褒められた乙女のような輝くような笑みを浮かべる。
 夫はもちろん夫以外の男の褒め言葉なら今までに様々な表現で言われたことはあるが、社交辞令程度にしか感じていない涼香にとって大して心を動かされたことはなかった。しかし、秀也の褒め言葉であればどんな単純でありがちな褒め言葉であっても足下がふらつくほどの幸福感に満たされてしまう。

「じゃあしゅーくんのおちんちん、硬くなった?」
「うん、ほら」

 秀也は涼香の目の前で、十歳にしては大きく、成人の平均からはやや小さなサイズのペニスを手で軽く握ると、まだ仮性気味の皮を剥くような手つきで軽くしごいてこする。
 先ほど涼香の熱心なフェラチオで射精したばかりとはいえ、尽きることのない体力十分な若い身体はその硬さを十分に復活させ、しっかりと次の役目を果たそうと存在を主張している。
 涼香は身体を起こすと猫が甘えてじゃれつくかのように秀也に近づいて押し倒すと、硬く勃起している秀也のペニスに唇を寄せる。まだ完全に剥けていないこともあって敏感な亀頭をあまり強く刺激しないようにしつつ、愛おしそうに軽くちゅっちゅっと音を立てながら何度も何度もキスを繰り返す。

「うふふ、しゅーくんのおちんちんは元気ね」
「うん。でも、しょうがないよ」

 一拍間を置いて秀也の目が細められ、口調が子供っぽいものから少しだけ落ち着いたものへと変わる。男の子から男へとスイッチが切り替わったような雰囲気を感じ、涼香の身体の奥から背筋へとゾクッとした震えが起きる。

「早く涼香を妊娠させてあげたいって思ってるんだから」

 淀みなく放たれた秀也の宣告に涼香は目を細めて嬉しそうに秀也のペニスへと頬ずりをする。年相応とは言えない秀也の宣言は涼香の心に、これからの確定した未来として刻み込まれていく。

「嬉しい……しゅーくん」

 一方、美弥子と佳奈のカメラ越しの視線にも熱いものがこもっていく。二人にとっても今から行われる行為が近いうちに自分自身にも行われることがわかっているからか、美弥子と佳奈は今夜は秀也に抱かれることがないことがわかっているにもかかわらず、まるで我が事のように感じつつ興奮しながら撮影を続けていた。
 そんなカメラ越しの熱い視線を感じながら、涼香に押し倒されたままの秀也は涼香に強く抱きしめれていた。

「しゅーくん、ちゅーしてくれる?」
「うん、いいよ」

 秀也は抱きしめられたまま体勢を入れ替えて涼香をベッドへと押し倒す。秀也を抱きしめたままの涼香は、そのままの体勢で唇を重ねられる。

「……んっ」
「んっ……はむ、んっ、ちゅ」

 抱きついたまま押し倒された涼香は、上に覆い被さった秀也によって口を塞がれ、間をおかずに口内に舌を伸ばされた。もちろん涼香は秀也の舌の動きにすかさず舌を伸ばして応える。
 涼香の身長は152cmと女性としても小柄の方だが、秀也は逆に十歳男子の平均よりは大きい148cm……身長差は4cmほどしかなく、秀也の体格が大人とくらべて少々華奢に見える程度でしかない。
 そのせいで涼香は秀也に異性であることを強く意識させられてしまい、涼香の『秀也に支配されたい』という欲望……支配欲に対する従属欲とでも言えばいいのか、そうした歪んだ欲情に満たされていく。

「んんっ、あっ、ふぁっ!」

 ぺちゃぺちゃと舌と唾液の絡む湿った音が寝室に響き、ご主人様と今夜妊娠を宣告された牝奴隷との情熱的なキスシーンを見ているだけの牝奴隷二人も頬を朱に染め、もじもじと太股を擦らせていた。

「んっ?むーっ!ふーっ!」

 しばらく続けられた甘いキスだったが、秀也が唐突に唇を離すと涼香の両手をバンザイさせるようにして両手首を左手一本で押さえつける。まるで力ずくで涼香をベッドに抑えつけるような体勢にすると今度は力強く押しつけるようなキスで涼香の口を塞ぐ。
 驚き、一瞬戸惑った涼香だったが抵抗するようなことはなく荒々しくなった秀也のキスを受け止める。しかし、次の瞬間、秀也の右手が左のおっぱいを力ずくで鷲づかみにしてきたことにはさすがに驚いていた。
 今までに感じたことのない荒々しい行為、いや微かな痛みさえ感じるほどの力強さ……しかし、その微かな痛みさえも今の涼香にとっては一瞬の動揺をもたらすだけの結果しか与えなかった。

「あんっ、もっとぉ、もっとしてぇ!」

 むにゅむにゅと音が聞こえそうなほど揉みし抱かれる涼香の巨乳……固く勃起した乳首が涼香の偽りようのない本音を語っている。誰に教わったわけでもない激しい愛撫、もちろん涼香たちは知らないが秀也にとって秀也として生きる前の経験に基づいた愛撫は遠慮無く涼香を高みへと押し上げていく。

「あっ、んぁ、っ、あんっ!」

 勃起した乳首を指で摘み、そして口に含まれ授乳をするかのようにちゅーちゅーと音を立てて吸い上げると同時に乳首を甘噛みする。

「ひぃっ!」

 涼香の身体が急に弓なりに弾け、くったりと力が抜けていく。一方的に与えられた絶頂……涼香にとっては一拍入れて欲しいタイミングだったかもしれない、しかし秀也は休まず愛撫を続ける。

「はぁ、はぁ、しゅ、しゅーくっ!んーっ!」

 荒々しい呼吸のまま、少しだけ休ませて欲しいと懇願しようとした口が秀也によって塞がれる。
 もちろん、その間も愛撫が止まることはなかった。勃起した乳首は指先で押し込まれ、乳房は形を変えるほどぎゅっぎゅっと揉みし抱かれる。思わずあげそうになった喜悦と悲鳴は秀也の口づけによってふさがれ、外に向かって発散されることなく全てが快感となって涼香の体内に跳ね返り、全身を駆けめぐっていく。
 何度も繰り返される絶頂は、涼香の身体をどんどんと一方向へと向かわせていく。涼香の身体を今日生殖行為にとってもっとも優れた状態……妊娠するための最高の準備を整えようとして。

「ひぃんっ!」

 痛いはずの刺激は快感に変換され、その結果、涼香は可愛く甘えるような悲鳴をあげる。すでに片手では足りないほどの絶頂感を与えられ、焦点を失った目で蕩けきった表情の涼香は視界内に秀也を捉えると、媚びるかのような笑みを浮かべて嬉しそうに抱きつく。
 まるで甘えるようにして秀也に抱きつく涼香の姿は、秀也を十年前に産んだ実の母親の姿には見えなかった。

「んっ、あん……しゅーくん」

 一旦離れようとした秀也だったが、すっかり欲情しきってしまった涼香は逃がさないとばかりに秀也を抱き寄せ秀也の頬に顔をすり寄せるように何度も何度もキスを繰り返す。
 あまりの甘えっぷりに苦笑しながらも撮影を続ける美弥子と佳奈の前で、カメラどころか二人の存在さえも忘れたかのように秀也しか見えていない涼香は秀也から離れてベッドに仰向けに倒れ込む。

「……しゅーくん、きて」

 仰向けのまま潤んだ瞳で秀也を見上げると秀也を迎えるように両腕を開く。十歳の子供であるはずの秀也だが涼香の態度に落ち着いた態度で応えるように覆い被さる。
 しかし、そんな秀也の様子に涼香はもちろん、美弥子も佳奈もそんな余裕のある秀也の態度に一切の違和感を感じていなかった。これから目の前のご主人様に抱かれる喜びだけが涼香を満たし、さらに近い将来の自分自身の姿を涼香に重ねている美弥子と佳奈の頭を支配していたからだ。

「ねぇ……見てないで、触って」

 わざと焦らしているのか、覆い被さったままなかなか身体を触らずに見つめ続けるだけの秀也に徐々に切ない気持ちになってきた涼香は媚びるような視線をを向け我が子へと哀願する。
 それでも、そのまましばらく涼香を見るだけだった秀也だが、涼香が切なそうに涙を溜めた目で瞳を揺らせるとニヤリと意地の悪い笑みを浮かべ両手で両胸を鷲づかみにすると、乳首を摘みながらぎゅうぎゅうと強く揉みしだく。

「ひんっ、だ、だめぇ、そんなの、強っ、ひっ!」

 秀也が力を込める度にいびつに形を変える涼香の両胸、痛みは最初からほとんど感じていない、それまでに与え続けられた愛撫によってただ強い刺激として変換され激しい快感を与えるだけだった。

「はうっ!」

 そのまま激しい愛撫を続け涼香に悲鳴と大差ない歓喜の声を上げさせながら、秀也の右手がだんだんと胸以外の場所へと蠢いていく。
 その右手の指先が、触れるか触れないかの微かなタッチで脇腹から腰のラインをなぞり、足の間へと伸び……指先がスルッとなんの抵抗もなく涼香の膣内へと入っていく。綺麗に整えられた陰毛に覆われた場所に手のひらを乗せ、浅く挿入された指先で涼香の膣内を拡げながら感触を確かめるように蠢かせる。
 小学生の指程度の太さなど一児の母である涼香の膣内が拒否するはずもない。それどころか当然のように飲み込もうとしてくるが、膣内の浅いところまでしか指を挿入しようとしない。

「あっ、んっ」

 ゆっくりと膣内に挿入された中指と人指し指がゆっくりと膣口を開く。そして第二関節手前までしか挿れられていない状態で、かき回すようにして指を動かされる。
 くちゅくちゅという湿った音がだんだんとぐちゅぐちゅという重さを伴った音へと変化していく。

「すごいね、ちょっと弄っただけなのにこんなになっちゃった」

 ゆっくりと引き抜かれた秀也の指先はぐっしょりと濡れていた。秀也は口元を笑みで歪めると、涼香の耳元に口を近づける。

「ね、もういい?」

 その意味を確かめる必要はない。涼香は小さく頷く。
 涼香の視線がぼんやりと秀也に向けられる。躊躇などまったく必要なかった。

「涼香を……またママにして」
「うん」
「はぁっん!」

 返事を返すと同時に涼香の左足を肩に乗せて抱えるようにして足を大きく開かせるとそのままの勢いで腰を前に進める。
 ぐっしょりと濡れた膣内はなんの抵抗もなく秀也のペニスを奥まで飲み込んでいた。

「あ、あんっ、と、届いてるっ、奥までっ!」

 十歳の子供にしては大きかったが、夫よりは正直大きくなかったはずのペニスのはずだった。しかし、涼香はその充足感に満たされていた。大きく両足を開かれて開脚させられているせいもあって奥までが少し浅くなっていたせいもあるかもしれなかったが、それ以上に涼香の身体が秀也を求めていた証拠だろう。
 はしたなく大股開きにさせられた涼香に秀也はただひたすら欲望を満たすためだけに腰を叩きつけていく。危険日を迎え、心も身体も妊娠に向けて十分に準備を整えていた涼香の身体が秀也の射精を早めようと促していく。

「す、凄いっ、しゅーくんのおちんちん、凄い、いいのっ!」
「そんなにっ、いいっ?」
「いいっ!もっと、もっとしてぇっ!」

 秀也が腰を叩きつける度に涼香の胸が揺れる。秀也の腰の動きがだんだんと激しくなっていくのに合わせて、涼香の胸も大きく揺れていく。
 そうして秀也の腰の動きが激しく小刻みに速度を上げていく。それが何を示しているのか、夫のある涼香はもちろん男性経験が多少なりともある美弥子も佳奈も理解していた。

 射精……それも膣内への射精。避妊どころか妊娠することを目的とした膣内射精、涼香にとっては秀也の牝奴隷になると誓って以来、夫に一度も許していない行為であり、美弥子と佳奈にとっては誰にも許していない行為……その瞬間の前触れ。
 さすがの秀也も、射精直前の感覚にややせっぱ詰まった声をあげる。

「イクよっ、涼香っ!」
「きてぇっ、出してぇ、なっ、膣内にちょうだいっ!」

 パンパンという腰を叩きつける乾いた音と同時に、とめどなく愛液を溢れさせた膣内がかき回される音が続く。妊娠させるという意志と妊娠したいという願望、両者の望みが一致していることであふれ出した本気の愛液がかき回されたことで、泡のように涼香の膣口にまとわりついている。
 その様子を近づいてきた美弥子のカメラが捉え、佳奈のカメラはベッド脇から秀也と涼香の表情や上半身を中心に全体を映していく。二人の呼吸も涼香ほどではないが荒くなっていた。それも当然だった……二人のカメラを持っていないほうの手が両足の間にもっていかれ艶めかしく動かされていたからだった。
 抑えきれない欲情が自然と自慰行為へと向かわせていた。

「秀也ぁっ、出してぇっ、涼香の膣内に、秀也の精液出してぇっ!」

 甘えた口調から一転して叫ぶような懇願、涼香の両足が秀也を逃がさないとばかりに腰に廻されがっちりと固定される。

「出るっ、涼香っ、孕めっ!」
「孕むっ!秀也の赤ちゃん、孕むーっ!」

 十歳の子供が口にするには違和感のある命令形の言葉に涼香は素直に応えていた。
 妊娠しなければいけない、その使命感と幸福感……次の瞬間、

 どくっ、どくっ……

 涼香の胎内奥で秀也のペニスから、脈動に合わせてまさに種付けと表現するにぴったりな強く激しい勢いで精液が吐き出されていく。

「あーっ、あーっ!」

 もうすでに言葉にならなかった。抑えようのない歓喜の悲鳴が、声ではなく音となって寝室へと響く。この瞬間のために生きてきた、いや女として生まれてきたのだとさえ思う。
 そんな中でも脈動に合わせて血の繋がった実の母親を最初の牝奴隷として妊娠させようと精液が注ぎ込まれていく。

「あんっ、んっ!」

 何年も待ち望んでいた瞬間、涼香の脳裏には愛しいご主人様の精液で真っ白に染められる子宮の映像が過ぎる。
 胎内での脈動が終わり二人は余韻に浸っていたが、落ち着いてくると涼香の下腹部が秀也の手でさわさわと撫でられる。

「涼香、わかる?」
「は、ふぁい、しゅーくんの、せーえきで、おなかいっぱいぃ……」

 最後の絶叫をあげてから、脱力してしまったせいか間延びした蕩けきった返事しか返せなかったが秀也の問いかけに応える。

「漏れないようにこのままでいいよね?」
「ん……」

 秀也によって膣内射精され、そのうえ少しでも妊娠の確率をあげる結果になるだろう秀也の提案に涼香は素直に頷いていた。甘えるように秀也に抱きついたままの涼香は、胎内奥に吐き出された熱い精液の感覚をぼんやりとした思考の中でかみしめていた。

(ああ、秀也の精子が、私の中を泳いでる……)

 自然と笑みがこぼれてくる。秀也はその様子を見て微かな笑みで唇を歪めると涼香の唇に重ねる。甘い雰囲気の中、欲情と愛情に満ちたキスを繰り返す母と息子、そしてその様子を一秒たりとも撮り逃すこともなく欲情に満ちた視線をカメラ越しに向ける二人の女。
 無言のまま、ただキスを繰り返す音とベッドがきしむ音だけが寝室に響いていく。その間も秀也の手は受精を促すかのように涼香の下腹部を撫で続けた。

「楽しみだね……でも」
「ふぁっ」

 涼香の膣内で秀也のペニスがピクッと跳ねる。それは、次の射精への準備が整った合図だった。挿入したまま、大きく足を開かせると繋がった場所を中心にして涼香をうつぶせにする。
 うつ伏せの体勢になったため抜ける寸前まで浅い挿入になったが、上から両腕を押さえつけると強引に足を開かせ深く挿入しなおす。

「……まだ、足りないよね」
「あんっ!」

 そのまま、ぐいっと力強く腰を前に進めるとぐちゅっという膣内射精された精液をかき回す音が涼香の声と共にまるで返事のように返ってくる。

「もっと欲しいよね、涼香?」
「んんっ、もっと精液ちょうだいっ、早く妊娠させてぇ」

 うつぶせにされたことで秀也の顔が見えず、耳元でささやかれる秀也の声に応えて媚びるようにお尻を揺らせる。秀也はその要求に応えるように密着させていた身体を浮かせるとゆっくりと腰を振り始める。

「わかってるっ、涼香のここに赤ちゃん作ってあげるっ!」
「ああっ、作ってぇ、涼香を妊娠させてぇっ!」

 余裕があるような態度の秀也だが、それでも生まれて十年以上待った好みの女を孕ませるという現実に興奮が抑えられない。まるで強姦しているかのような勢いで、ベッドに押さえつけた涼香を責め立てる。再びパンパンという音とベッドのきしむ音が激しく響き始める。
 秀也は腰を振りながら、ベッドに押しつけられてつぶれた胸へと手を潜り込ませる。再びこの胸から母乳をあふれ出させるためにこの女を……いや、この牝奴隷を孕ませて、さらなる牝奴隷たちを産ませてやる。
 もちろん、今夜は撮影しているだけの美弥子も佳奈も、そして涼香の妹である香里も……秀也の周囲で容姿が好みの許容範囲に含まれる女達は秀也によって犯され、孕まされ続ける。
 その始まりが、今我が子によって妊娠させられることに歓喜の声を上げ続けている涼香だ。

「あんっ、すごいのっ、しゅーくんのおちんちん、いいのぉっ!」
「ふっ、そんなにいいかっ!」
「いいっ、いいのっ!もっと、もっと犯してぇっ!」

 涼香の歓喜の声に秀也自身も昂ぶっていく。

「出すぞ、涼香っ!」
「出してぇ、いっぱい出してぇっ!」
「くっ!」

 思いきり腰を突き上げて少しでも奥に届くように押しつけると同時に一回目に劣らない勢いと量の精液が注ぎ込まれていく。まるでカエルが泳ぐかのように不格好に開かれた姿勢、その無様さに秀也が生まれる前から持っていた嗜虐心が刺激される。

「ああ、出てるぅ、涼香のなかに、しゅーくんのせーえきがまたいっぱい出てりゅぅ」
「まだだよ、まだ足りないよね」

 意識を失いそうになるほどの幸福感の中、涼香は生まれて初めて牝としての喜びを感じていた。

 そして……、

 秀也が薄く笑みを浮かべてベッドに仰向けに寝ている上で、涼香は秀也の上に乗って腰を上下左右はもちろん、円を描くように振っていた。既に何度も膣内への射精を繰り返され、満足感と欲情に満ちた表情のまま、大事そうに下腹部を撫でている。
 撮影していた美弥子と佳奈はベッド脇でカメラを構えながらも腰砕けになってしまっているのか、ぺたりとしゃがみこんだままだった。

「んっ、ひんっ!」

 秀也の射精のタイミングに合わせて、ぐっと腰を沈める涼香。数時間で慣らされた膣内射精の感覚……これで両手の指の数だけ膣内射精が繰り返されたことになる。十歳の精力という以前に、普通の人間の精力としても異常だった。
 もちろん、精液の濃さも量も、さらに射精後の脱力感も最初に比べて特別変化はない。そのことに気づいた秀也ではあったが、別に気にすることもなくそういうものだという認識を素直に受け入れていた。

(まぁ、生まれて今まで何も接触がないんだから、好き勝手やらせてもらうだけだ)

 秀也を前世の記憶を持たせたまま生まれ変わらせた存在がどういう意図を持っていたのかはわからないし、知りたいとも思わない。ただ、こうした方面に異常な能力を持たせたということは、思うようにやっていいということなのだろう……前世と同じく、気に入った女たちを抱き妊娠させればいいだけだ、と。

 前世では基本強引に堕としてきたが、今度はその状況も大きく違う。小学生でありながら近所を歩いていると女子中学生どころか女子高生からの視線を感じることは日常茶飯事であるし、今でも同級生はもちろん上級生からも好かれていることは簡単に理解できた。このままの整った容姿で順調に成長していけば、女たちが勝手に寄ってくるだろう。
 うまくやれば前世とは比較にならないほど自分好みの女たちを思うままにできる。その始まりが今この瞬間なのだ。

 ……そんなことを考えていたときだった。

 十度目の膣内射精を受け入れ、秀也に倒れ込んで余韻に浸っていた涼香の身体がビクッと震えた。

「あ……」

 思わず溢れた熱っぽい吐息と同時に涼香が身体をゆっくりと起こす。そのままの体勢で秀也の顔をじっと見下ろすと、そこには待ち望んだ歓喜の瞬間を確信したかのような表情が浮かんでいた。

「しゅーくん、今……きっと出来たよ」

 何が出来たか、などとくだらないことを秀也はもちろんカメラを構えている二人も聞いたりはしない。それが目的で何度も何度も涼香の膣内だけに射精しつづけたのだから。
 予感を超えた確信、惚けたような欲情に染まった顔のまま涼香はそっと愛おしそうに下腹部を撫でる。

「うふふ、しゅーくんにママにされちゃったぁ」

 焦点の定まらない目で美弥子のカメラに視線を向けた表情が液晶モニターに表示される。
 『受胎』を予感させる言葉……それが最初の『性』長記録の最後のシーンとなった。



 それから二ヶ月後……

「ね、あなた。ちょっと報告があるの」
「報告?」

 その日、涼香の夫であり、秀也の父親である聡志は妻のやや真剣な口調と久しぶりに『あなた』と呼ばれたことにほんの少しだけ戸惑ってしまった。
 しかもソファの空いている席に座るとどこか恥ずかしそうに聡志を見つめてくる。

「その、実は……今日、病院に行ってたの」
「病院?」
「うん……妊娠してるの。二ヶ月だって」
「……え?」

 聡志は一瞬唖然とする。
 心当たりが無いわけではない。秀也が生まれてからは涼香が避妊に関してはしっかりとした考えをもっていたこともあって心配はしておらず、無責任と言われても仕方ないのだが涼香にまかせっきりな部分があった。
 ところが二ヶ月前の秀也の十歳の誕生日の夜、お互い機嫌良く飲んでしまったせいか翌朝目を覚ましたときには寝室に全裸で寝ているという事態を迎えることになっていた。
 聡志自身まったく記憶になかったのだが、下半身に残る脱力感と涼香の身体に残された精液の残滓を見れば行為に及んだことは間違いなかった。危険日だったからもしかしたら……と、涼香は苦笑していたが、それがどうやら確定したらしい。

 どう返事を返せばいいのか唖然としている聡志に比べ、聡志の腕の中にいた秀也の反応は素早かった。聡志の腕の中から抜け出すと、涼香へと抱きつく。

「ママ、ほんと?」
「うん、秀也。ここに赤ちゃんがいるのよ」

 秀也は嬉しそうに涼香に抱きついて、興味津々といった態度で涼香が撫でていたあたりに手を当てていた。当事者の一人でもある聡志がまだ困惑気味なのを置き去りにして。

「僕、妹がいいな」
「そうね、私も女の子がいいかな」

 十年ぶりの久しぶりの妊娠だというのに、どうやら涼香は産むことに何の迷いもないらしい様子だった。もちろん聡志自身も涼香や秀也の様子を見るまでもなく反対するつもりはなかったが、それでも家族が一人増えるかもしれないことは聡志にとって大きなことなのだが、お兄ちゃんになることを嬉しそうにしている秀也を見れば、聡志一人がいつまでも困惑しているのが段々とバカらしい気分になってくる。
 すっかり盛り上がっている涼香と秀也の様子に少しだけ苦笑すると、二人の会話に混ざることにする。

「おいおい、涼香も秀也も気が早いな」
「だって、僕、誕生日プレゼントに妹が欲しいってお願いしたんだもん」
「ふふ、いいじゃないですか、秀也も妹を欲しがってたんだし」

 美しく良く出来た妻と素直な息子、そしてあと一年もしないうちに産まれてくるだろう新しい家族……妻と息子が笑顔でいるのを見て我が家に家族が増えることは幸せなことなのだと実感していた。

 そう、何も知らないことも幸せのひとつだということに一切気づくことなく……。
リンカーン中田氏にご感想、ご要望を一言。